富山県内のレギュラーガソリンの小売価格が2年5カ月ぶりに170円を下回りました。27日から政府の補助金がさらに増えて20円となり、販売価格にも順次反映される見通しです。

石油情報センターによりますと、25日時点の県内のレギュラーガソリンの小売価格は169円60銭となり、先週に比べて1円30銭値下がりしました。170円を下回ったのは、おととし6月以来およそ2年5カ月ぶりです。
政府は急激な価格変動を防ぐため、今月13日から元売り会社への補助金を増やしていて、27日からはさらに5円増え20円に。来月11日には暫定税率と同じおよそ25円まで増額され、年末に暫定税率は廃止となります。

販売価格は順次値下がりする見通しで、1世帯当たり年間およそ1万2000円の負担が軽減されるとみられています。
(富山テレビ放送)
