8年前 長崎市内の私立高校に通う男子高校生が自殺した問題で、両親が26日にいじめ防止対策法の改正を求めて、国会の文部科学委員長に署名を提出しました。

署名を提出したのは長崎市内の私立高校に通っていた男子生徒の両親です。

2日は26日に、いじめ防止対策推進法の改正を求めて、2023年12月からオンラインで集めた6万4792人分の署名を衆参それぞれの文部科学委員長に提出しました。

男子生徒はいじめの被害を訴える遺書を残して2017年に自殺しました。

学校が設置した第三者委員会は「自殺はいじめが主な原因」という報告書を出しましたが、学校側は受け入れず、両親は2022年に学校に損害賠償を求める訴訟を起こしています。

亡くなった男子高校生の母親
「いじめを認めない、なかったことにしようとする、そういう姿勢をきちんと罰則で取り締まってほしい」「子供の自死、いじめ、子供が傷つくことを減らしていきたい」

両親はいじめ対策を怠った学校側や自治体に対する罰則規定の新設を求めています。

テレビ長崎
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