西彼・長与町の温浴施設「ゆりの温泉」の運営会社が11月で事業を停止し、破産申請の準備に入りました。
民間の信用調査会社、帝国データバンク長崎支店によりますと、西彼・長与町の「ゆりの温泉」を運営していた長崎エンタープライズは2004年に設立、11月25日をもって事業を停止し、破産申請の準備に入ったということです。
負債総額は約2億6400万円にのぼります。
近隣の同業施設との競合や、コロナ禍の影響で、2025年3月期の売上高は約7400万円に留まっていたということです。
その上、燃料高騰も重なり、収益を圧迫していたのでは、とも見られます。