熊本市を中心とした熊本都市圏12市町村の概ね20年後の交通体系を示す都市交通マスタープランの素案が明らかになりました。26日開かれた都市交通マスタープランの改訂に向けた協議会。素案では鉄道やバスなど公共交通の利便性を向上させると共に、高規格道路など道路の強化を示しています。
具体的には空港アクセス鉄道の整備やJR豊肥線の輸送力強化に加えて、バスレーンの整備や連接バスの導入などを新たに盛り込んでいます。
また、熊本都市圏での高規格道路の整備や主要交差点の改良を示し、熊本都市圏北東部のセミコンテクノパーク周辺の道路整備も提案。公共交通の利用者を2倍に増やし、246カ所ある主要渋滞カ所の半減を目標としています。
12月からパブリックコメントの募集が行われ、今年度中の策定を目指しています。