小国町発注の公共工事の入札をめぐる贈収賄事件で、熊本地検は26日逮捕・送検されていた町の職員ら2人を起訴しました。
起訴されたのは、町の建設課長を務めていた、小野 昌伸被告(61)と町の建設会社の社長 伊藤 英志 被告(60)です。
起訴状などによりますと、小野被告は、おととし6月から去年12月にかけて、町が発注した土木工事などの指名競争入札に、小国町建設業協会に所属する『伊藤組』など9社を選定。その謝礼として、伊藤被告から県内の飲食店などで29回にわたり、計52万円相当の接待を受けた罪に問われています。
起訴を受け、小国町は小野被告を26日付で休職処分としています。