JR東日本は、奥羽線に新型車両を投入すると発表した。新型車両は2026年秋から走り始める予定。
JR東日本が奥羽線の福島~新庄間に投入する新型車両「E723系5000代」は、2両編成11本・22両が新たに製造される。
これは奥羽線が山形新幹線を走らせるのに際し、線路の幅を広くした1991年に導入した719系が老朽化したことに伴って車両を置き換えるもの。
新型車両の座席にはロングシートが採用され、1人当たりのシートの幅が従来の車両より約4センチ広い47センチとなる。
また、バリアフリー化の推進や車内に防犯カメラを設置するなどして、より安全・安定性を高めた設計となっている。
JR東日本は、新型車両の営業運転開始を2026年秋に予定しているという。