アメリカの首都・ワシントンのホワイトハウスの近くで、州兵2人が銃撃される事件が起きました。

トランプ大統領は不在でした。

ワシントンから、FNNワシントン支局・林英美記者が中継でお伝えします。

事件は、ホワイトハウスから歩いて5分ほどの多くの人や車が行き交う路上で起きました。

事件から7時間近くたった今も規制線が張られています。

現地時間26日の午後2時過ぎ、ホワイトハウス近くの路上でパトロールをしていた州兵の男性1人と女性1人、合わせて2人が銃撃されました。

FBIによりますと2人は重体だということです。

容疑者1人が現場で拘束され、負傷したため病院で治療を受けています。

目撃者:
多くの警察官や救急車がいて恐ろしい光景。昼間にこんな事件が起きるなんて。

トランプ大統領は滞在先の南部フロリダ州で緊急会見し、容疑者について2021年にアメリカに来たアフガニスタン国籍の29歳の男と明らかにしました。

また、「FBIがテロとして捜査を進めている」として、アメリカを安全な国にすると強調しました。

トランプ大統領がワシントンの治安の改善が必要との理由で、2000人以上の州兵をワシントンに動員しましたが、市民などが「権力の乱用だ」などと反発しています。

しかし、この事件を受け、トランプ大統領はさらに500人の州兵を派遣するよう指示していて波紋を呼びそうです。

フジテレビ
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国際取材部
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