岩手県内で収穫されたリンゴの品質を審査する「いわて純情りんごコンテスト」が、11月26日に北上市で開かれました。
2205年は糖度が高く、甘いリンゴが多かったということです。
コンテストは生産者の技術向上と消費拡大を目的に、JA全農いわてが毎年開いています。
2025年は「ふじ」や「シナノゴールド」など、県内で収穫された5品種30点が出品されました。
リンゴは品種ごとに3つの部門に分けられ、糖度や色、硬さや重さなど9つの項目で審査されました。
審査員によりますと、2025年のリンゴは例年に比べ糖度の高いものが多かったということです。
審査委員長 県農業研究センター 石川勝規園芸技術研究部長
「毎年同じようなリンゴを作るのが一番大事。(そのために)栽培管理の基本の徹底が大事。そこにお手伝いできるような技術開発を、これからも進めていけたら」
審査の結果、花巻市の菅野裕也さんが出品した「ふじ」が最優秀賞に輝きました。
26日に出品されたリンゴは東京に出荷され、百貨店などで販売される予定です。