盛岡市役所(岩手県盛岡市)では11月26日、職員で構成する除雪隊の結団式が行われました。
一人暮らしの高齢者など雪かきが難しい世帯の支援にあたります。
盛岡市の全職員で構成する除雪隊は、2005年度から活動していて、26日は2025シーズンの結団式が行われました。
除雪隊は、一人暮らしの高齢者や体が不自由な人の自宅周辺、除雪機が入れない学校周辺やバス停などで雪かきにあたります。
結団式では、内舘茂市長が「雪に対する危機感を持ち、市民の身近な課題に対応してほしい」と訓示しました。
その後隊員を代表して、道路管理課の山田尊仁さんにスコップが手渡されました。
盛岡市道路管理課 山田尊仁さん
「高齢者や障がいのある方など、生活に困っている方の通路の確保のために、責任を持って頑張っていきたい」
昨シーズンは市民からの要請を受け10件の出動があり、延べ24人が対応に当たったということです。
除雪隊の活動期間は、12月1日から2026年3月末までとなっています。