冬に注意が必要なのが水道管の凍結です。
岩手県盛岡市では、凍結した場合の対処法などを学ぶ講習会が開かれました。
盛岡市と周辺の自治体が企画した11月26日の講習会には、市民や水道工事の事業者、約160人が参加しました。
26日は、盛岡市上下水道局の職員が、水道管が凍結した際の対処法を説明。
凍った水道管に熱湯をかけてしまうと、破裂するおそれがあるため、70℃から80℃のお湯をゆっくりかけて、安全に解凍してほしいと呼びかけました。
盛岡市上下水道局の職員
「また凍ってしまう可能性があるので、完全に解凍するまで続けることが大事」
盛岡市上下水道局によりますと、一日の最高気温が0℃未満となる真冬日や最低気温が氷点下4度を下回った日には、水道管が凍結するおそれが強まるということです。
参加した市民
「凍らせないことが大事。寒い日は気を付けたい、ヒーターにスイッチを入れることなど」
盛岡市上下水道局給排水課 戸来貴大主任
「(近年)暖かい冬にはなってきているが、水抜き作業を軽視せず怠らずにやってほしい」
凍結の原因は、7割が水抜き栓の抜き忘れだということで、日頃の確認の徹底が大切だということです。