現金の取り扱いが増える年末年始を前に、岩手県一関市内の銀行で強盗を想定した訓練が行われました。
この訓練は、一関地区金融機関防犯協会が現金の取り扱いが増える年末年始を前に、毎年実施しています。
11月26日は「拳銃を持った男が銀行に現れ現金を奪って逃走した」という想定で訓練が行われました。
2025年岩手県内では、4月に金ケ崎町のドラッグストアで強盗事件が、10月には北上市のパチンコ店の景品交換所で強盗未遂事件が発生しています。
26日の訓練では別の金融機関の職員も見学に訪れる中、行員が役割を分担して通報ボタンを押したり、犯人を追いかけてカラーボールを投げたりして対応していました。
一関警察署生活安全課 佐々木敦課長
「思わぬ事態が発生したときにどう行動するかを確認し、常に危機管理意識を持って対応するよう呼びかけている」
一関警察署の管内では12月にコンビニエンスストアの強盗訓練も実施される予定です。
