12月7日に告示される伊東市長選。
11月26日の事前審査には9陣営が参加し、立候補に必要な書類に記入漏れや不備がないかなどについてチェックを受けました。
こうした中、25日夜に行われたのが公開討論会。
今回の市長選は前市長の学歴詐称問題に端を発し市政が停滞・混乱する中行われるとあって、すでに出馬を正式に表明している7人が伊東の在り方などについて舌戦を展開しました。
石島明美 氏:
やはり人々が関心を持てるような政治をするべきだと思っている。政治家・市長・議員がしっかりと市民・国民の中に行かなくてはならないと思っている。伊東市の中で話をすると具体的な仕組みを考えていて市内を細かく区切って予算を付けた協議会を設置する
杉本憲也 氏:
やれる理由を市民と一緒に考えていく。こうした風土を築くことが信頼関係の構築につながっていく。市民からの要望をそのまま伝えても行政は動かない。やれる理由をしっかり示してやっていく。これこそ伊東市に求められるものだと思う
黒坪則之 氏:
戦略会議を公開で開きたいと思う。そこで毎月あがってきた市民の声に対してその場でイエス・ノーあるいは予算がかかるので議会へと、そういう形ですぐにフィードバックしていく。こういうことにより本当の意味での市民参加型の政治ができると思う
小野達也 氏:
これからはしっかりとみなさんと結論を出す。そういった新しい仕組みを考え出して私からみなさんの方に出向いていく。そういった姿勢をしっかりと新しく生み出していきたい
岩渕完二 氏:
(歳出の)1%を市民で決める。配分を決める。市民が意思決定に関わる政策は楽しいと思いませんか?1%(にあたる)3億円をに使いましょう?それをずっとやっていこう
田久保眞紀 氏:
専門家や市民オンブズマンなどの第三者が定期的にチェックし法令に従った適切な業務が行われているのか、市民の権利が守られているのか、予算の使い道におかしいところがないか、定期的にチェックし市民に公開していく仕組みこれを推進していきたいと考えている
利岡正基 氏:
私が心がけているのは必ず相手の名前を呼ぶこと。これは本当に距離が縮まり大変いい関係が出来る。行政の職員がしっかりと気持ちよく働ける環境をまず作ることが市民の信頼を回復させるための第一歩、最初の仕事ではないかと考えている
過去最多の5人を上回る立候補者数となることが確実視されている今回の伊東市長選。
このため、どの候補の得票数も公職選挙法で定められた法定得票数に届かず再選挙となり、市政の停滞がさらに長期化する可能性が出ています。