宿毛市の小学生が“強力な助っ人”と一緒にインドネシアのお菓子作りに挑戦しました。気になる味は?

先週、宿毛市の大島小学校で行われた特別授業。先生はインドネシア出身のニキ・サプトラさんとリンガ・ユダ・プラタマさんです。2人は人手不足が深刻な産業で、即戦力となる外国人を受け入れる制度「特定技能」を利用し学校近くの魚の加工場で働いています。今回、「地域交流」の一環で招かれました。

インドネシア出身 ニキ・サプトラさん:
「みんなと一緒にお菓子作りましょう!」

3年生の児童12人と一緒に作るのはインドネシアの伝統的なお菓子「ダダール・グルン」。タピオカ粉などで作った薄い生地にココナツなどの具材をくるんだクレープのようなお菓子です。

女子児童:
「これを入れたら緑になります」

そう、「ダダール・グルン」の生地は緑。インドネシアでは植物で色をつけますが今回は食用色素を使いました。

児童:
「すごい、きれいめっちゃきれいじゃんかんなちゃん!」

生地がちょっと厚くてホットケーキのように。リンガさんがコツを教えてくれました。

リンガさん:「こうやって、で、回す」
児童:「でかくなった」
リンガさん:「そう、回す、すぐ焼く、あとは待つだけ」

黒砂糖と一緒に煮たココナツをのせて丁寧にくるみます。カスタードに似た味の「フラ」も用意してくれました。

みんなで:
「いただきます」

女子児童:
「おいしいね、もっちりしててカスタードとの相性抜群!」

他の児童:「ココナツのやつ、甘い!」

男子児童:
「一番楽しかったのは生地を焼くところ。リンガ先生も作ってくれてリンガ先生のやつもめちゃくちゃおいしかった」

インドネシア出身 リンガ・ユダ・プラタマさん:
「うれしい、めっちゃうれしいよ。みんなが食べられました」

子どもたちは初めて食べるお菓子を味わいながら、インドネシアから来た先生たちとの交流を楽しんでいました。

高知さんさんテレビ
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