工事再開の方針が示された、名古屋市天白区の相生山緑地を横断する市道について、周辺住民らが撤回を求めました。
「弥富相生山線」は、2010年に河村前市長が中断させ、緊急車両などに限り通行できるよう検討されてきましたが、11月21日、広沢市長は一般車両も通行できる形の開通に向け工事再開の方針を示しました。
これに対して、周辺住民らで作る市民団体が26日に会見を開き、市民への説明が不足しているとしたうえで、「道路を作ることで環境の保全に逆行してはならない」「ヒメボタルの繁殖など生態系に影響を与える」などと指摘しました。
市民団体は今度、広沢市長と面談し、発言の撤回を求めていくとしています。