食を通じて宮崎に関わる人を全国に増やそうと、宮崎市でイベントが開かれています。
「FOOD JAPAN SUMMIT」は、みやざきスナックフォーラム実行委員会が開いたもので全国各地の飲食業界の関係者など約180人が参加しました。
宮崎市の4つの会場では食や地方創生などをテーマにパネルディスカッションなどが行われました。
メイン会場では、サンマルクカフェとクリスピー・クリーム・ドーナツ・ジャパンの社長、吉野家のCMOが出店戦略やブランド価値の形成について、議論を交わしました。
(クリスピー・クリーム・ドーナツ・ジャパン 若月貴子社長)
「チェーンになっていくと、どこの店に行っても、8割以上同じブランド体験ができないといけない。いかに早くそこまで到達できるか、残った2割で自分たちで工夫できるかが大事」
(吉野家 田中安人CMO)
「ローカライズというコンセプトが、ちゃんとできてるところとできてないところで、勝敗が分かれる。儲かろうが、おいしくなければ出さない。これがブランドを作っている」
(サンマルクカフェ 小山典孝社長)
「店の数と人が大事で、結局ブランドを作っているのはそこで働いている従業員。ブランドは客数にあらわれる」
この他にも飲食店へのDXの取り入れ方などについて意見が出されました。
主催者は「食を通じて宮崎を好きになってくれる関係人口を増やしたい」としています。