大分県大分市で発生した大規模な火災を受け、2025年2月に住宅や山林が同じような火災に見舞われた岩手県大船渡市のスーパーで募金活動が始まりました。
大分市佐賀関の住宅密集地で11月18日に発生した火災では、約170棟が焼け1人が亡くなりました。
発生から4日目の21日、離島を除いて火はほぼ消し止められた鎮圧状態となりましたが、多くの人が避難生活を余儀なくされています。
こうしたなか大船渡市に本社を置くスーパー「マイヤ」が、20日からグループの21店舗全てで募金活動を始めています。
このうち2025年2月に発生した山林火災で被害に見舞われた大船渡市赤崎町の店舗では、思いを込めて募金をする人の姿がありました。
募金した大船渡市民
「(大船渡も)被災したので、やはりがんばってほしい」
マイヤ販売促進室 田中正吾室長
「(大船渡市は)全国の皆さんから多大なる支援をいただいた。少しでも大分の方の力になれればよい」
マイヤでは12月7日まで募金を続けた後、大分市の支援金窓口にお金を送るということです。