聞こえない、聞こえにくい人のスポーツの国際大会「東京デフリンピック」です。
11月21日は陸上競技に岩手県ゆかりの選手3人が登場し、初出場の盛岡市出身・中村大地選手などが準決勝進出を決めています。

デフリンピックの陸上競技は21日に男女合わせて10種目が行われました。

この大会男子100mで銅メダルを獲得した盛岡聴覚支援学校出身の佐々木琢磨選手は200メートルにも出場しました。
予選では、スタートダッシュを決めパワフルな走りで前に出ます。残り100mに入ると横に並ぶ選手をチラリと確認する余裕も見せました。
最後は力を抜いてゴール、記録は22秒64で準決勝進出を決めています。

また男子800mには盛岡市出身の中村大地選手が出場しました。
ブレイクラインを越えるとトップから4番目の位置に入ります。
終盤は先頭のグループに若干離されますが必死に食らいつき、自己ベストを更新する1分59秒41のタイムでゴール、初めてのデフリンピックで予選を通過し準決勝進出を決めました。

一方、女子200mには奥州市出身の今野桃果選手が出場。
28秒25の6着でゴールし決勝進出とはなりませんでした。

(岩手めんこいテレビ)

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