ラオスを公式訪問中の天皇皇后両陛下の長女・愛子さまは、日本の武道を伝える施設を訪れ、選手たちと交流されました。
19日夕方、愛子さまは日・ラオス武道センターを訪問されました。
この施設には陛下も以前訪問されていて、JICA(国際協力機構)の海外協力隊員が柔道の監督として指導に当たっています。
事前に道場を訪ねると、選手たちの練習にも熱が入っていました。
JICA隊員・菊地友輝監督:
柔道って楽しいんだ、もっと続けたいと思うような柔道普及をさせていただきたい。
愛子さまを迎え、道場では国際大会で金メダルを獲得した9歳の空手の選手や、東京五輪に出場したラオスの柔道代表などが力強い演武を披露しました。
愛子さまは大きな拍手を送り、選手などに歩み寄り、「先ほど拝見していて、高い位置からの受け身で迫力が素晴らしかったです」「首を痛めてしまわないかな」「受け身が上手だったらそういうことはないんですか」「次(の五輪)を見据えて頑張っていらっしゃいましたね」などと声をかけられました。
ラオス柔道代表・東京五輪出場 シッティーサンさん:
会えてすごくうれしかった。(五輪に向けて)すごく頑張れる気がします。
愛子さまは20日、日帰りで世界遺産の古都ルアンパバーンを訪問されます。