台湾有事を巡る日中の応酬が続く中、中国国有大手の中国国際航空が、11月末から日本発着便を減便することが分かりました。
中国国際航空は11月末から2026年3月にかけ、毎日運航していた大阪と上海を結ぶ便を週2日に減便します。
中国政府が日本への渡航を控えるよう呼びかけたことが影響した可能性が高く、2月の春節の大型連休期間にも重なることから、日本の観光業へのさらなる影響が予想されます。
中国国際航空など複数の航空会社は先週、日本発着便のキャンセルや変更に無料で対応すると発表していて、中国国営テレビは日本行きの便でキャンセルがすでに54万件を超えたと伝えています。