地域の特色を生かして先進的な取り組みを進め、高い成果を上げている農家や漁業者の表彰式が11月15日、長崎市でありました。

「ながさき農林業大賞」と「ながさき水産業大賞」の表彰式には、県知事賞などに選ばれた29の個人や企業などが出席しました。

花き部門で農林水産大臣賞と県知事賞を受賞したのは、諫早市でカーネーションを栽培する朝倉花園です。

最先端の技術を導入し、高品質の切り花を生産する傍ら、フラワーアレンジメント教室の開催など消費拡大への取り組みが高く評価されました。

一方、「鬼鯖鮨」を生産・販売する五島市の三井楽水産は、優良経営部門で県知事賞を受けました。

鬼鯖鮨は実演販売などで多くのリピーターを獲得、地域を代表する水産加工品に成長しました。

また、新工場整備による雇用拡大や加工時に出る残し(残滓)をクロマグロのエサに提供するなど環境に優しい取り組みも光りました。

三井楽水産 浦 和弘 社長 
「こうやって受賞を受ける、というのは本当に自信にもなるし、今後の励みにもなる。大変、ありがたいなと思っています」

受賞者は、今後も産業の発展に尽くしていきたいと意気込んでいました。

テレビ長崎
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