10月の消費者物価指数は2カ月連続で上昇率が拡大し、物価高が強まる状態が改めて浮き彫りになった。

この記事の画像(3枚)

総務省が発表した10月の消費者物価指数は、生鮮食品を除く総合が前の年の同じ月と比べて3.0%上昇した。

伸び率が3%台になったのは3カ月ぶりで、生鮮食品を除く食料は7.2%上昇した。

年末年始の食材の値上がり顕著

年末年始の食材では、もちが19.9%、イクラが11.9%、昆布が15.6%値上がりとなるなど、上げ幅が目立っている。

物価高が続くなか、政府の経済対策がどう効果を発揮するかが焦点となる。

(フジテレビ経済部)

フジテレビ
フジテレビ

フジテレビ報道局が全国、世界の重要ニュースから身近な話題まで様々な情報を速報・詳報含めて発信します。

経済部
経済部

「経済部」は、「日本や世界の経済」を、多角的にウォッチする部。「生活者の目線」を忘れずに、政府の経済政策や企業の活動、株価や為替の動きなどを継続的に定点観測し、時に深堀りすることで、日本社会の「今」を「経済の視点」から浮き彫りにしていく役割を担っている。
世界的な課題となっている温室効果ガス削減をはじめ、AIや自動運転などをめぐる最先端テクノロジーの取材も続け、技術革新のうねりをカバー。
生産・販売・消費の現場で、タイムリーな話題を掘り下げて取材し、映像化に知恵を絞り、わかりやすく伝えていくのが経済部の目標。

財務省や総務省、経産省などの省庁や日銀・東京証券取引所のほか、金融機関、自動車をはじめとした製造業、流通・情報通信・外食など幅広い経済分野を取材している。