医療的ケア児の保護者の団体が、支援体制の充実を求め宮崎県に要望書を提出しました。
要望したのは、宮崎市・日向市・都城市の医療的ケア児の保護者の3つの団体で、家庭での医療的ケアの負担軽減につながるショートステイ先の拡充など4つの項目を要望しました。
保護者は、ショートステイについて利用できる施設が限られ、予約を取りづらく緊急時に対応しづらいとして、地域で安心して預けられる受け皿の整備を求めました。
また医療的ケア児の進路が少なく、生活介護事業所など就労先の選択肢を地域ごとに増やすよう求めました。
こうした要望に県は、ショートステイの人材確保や事業所の設備整備に補助を行っているほか、就労支援についても、在宅でできるホームページ制作業務などができるよう支援していて今後も進めていくとしています。
3つの団体は、今後も県と意見交換し支援体制の充実を求めていきたいとしています。