AIや衛星情報を活用したスマート農業を知ってもらおうと佐賀市が農家向けの研修会を開き、農業機器の説明や実演を行いました。
この研修会はAIや衛星情報を活用し農作業の省力化や効率化を図るスマート農業について知ってもらおうと、佐賀市が去年から開いているものです。
20日は市内の農家約70人が参加し、GPSを活用したトラクターやロボット田植え機などの農業機器の説明や実演を行いました。
【長島百花リポート】
「こちらのトラクターはハンドルから手を離してもGPSで位置を把握してまっすぐ進むことができます」
会場横のほ場では直進アシスト機能のあるトラクターが麦の種まきを披露。
ハンドル操作がいらないため後方確認しながらの農作業がしやすいほか、まっすぐに種をまけることで追肥などの中間管理がしやすくなるということです。
【参加した農家】
「体が年を取ってくるとぼろぼろだからドローンで作業をしようかと思ってそれで見に来た」
「いろいろスマート農業のことを知ることができて、お知らせが来たら2人で行くようにして勉強している」
「後々はロボットのトラクターや田植え機入れたらいいかなと思う」
参加した人たちは機器について担当者に質問したり、実際にトラクターに乗って機能を確かめたりしていました。