紅葉と焼き物を一緒に楽しむことができる秋の有田陶磁器まつりが20日から始まりました。
【岩部リポート】
「数多くの店舗が立ち並ぶこの通りにはお気に入りの器を見つけようと多くの人が訪れています」
秋の有田陶磁器まつりは、秋の有田の町をゆっくりと散策しながら焼き物を楽しんでもらおうと21年前から毎年行われています。
今年は窯元・飲食店あわせて約160店舗が参加。
初日から多くの焼き物ファンが訪れ1つ1つ手に取りながらお気に入りの作品を探していました。
【熊本から】
「初めてです。いろいろあって楽しいです。形がなかなかないかなと思って。何を乗せましょう・・ケーキとか?」
【福岡から】
「春よりは人が多くなくてまわりやすいからいいです。秋が好きです。ゆっくり見られるので」
【福岡から】
「有田の陶器は素晴らしい。だから来た。箸置きと茶わんを買った。茶わんは桜のデザインです」
また、会場の一つアリタセラでは、期間中「ちゃわん祭り」が行われています。
初日の20日は、日ごろ使っている茶わんに感謝し、割れたりして役目を終えた器を供養する神事が行われました。
絵馬には、奉納した人の器への感謝の気持ちが書かれています。
会場では焼き物以外の見どころも。
こちらは、いま見ごろを迎えている樹齢1000年の大公孫樹。
今年は去年よりも色づきが良くイチョウの木を見上げたり写真を撮ったりする人の姿が見られました。
大公孫樹は、期間中、夕方5時からライトアップが行われるということです。
秋の有田陶磁器まつりは24日まで開催されます。