“チーム河野”の裏側にカメラが密着

次々と改革を推し進める河野規制改革相だが、規制改革・行政改革を推し進める直属の「大臣直轄チーム」の現場に初めてFNNのカメラが入った。

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発足しておよそ2週間とあって、収納棚もなく文房具やお菓子は机にそのまま置かれ、ロッカーは届いたばかりという。

すると早速、ふらりとやってきたのは…

河野規制改革相:
はい、お疲れ様です。
パソコンが小さいよね、こうやって見ると。

菅内閣発足からの1カ月で“脱ハンコ”など、見える改革を次々と繰り出す河野規制改革相。

目玉政策の「縦割り110番」には1日平均130件の様々な改革の要望が寄せられているという。

現在、大臣直轄チームは20人。その顔ぶれは多様だ。

高木みなみさん(28)はこれまでも内閣府で行政改革に携わってきたというが、今回その能力が買われ、直轄チームに起用された。

高木みなみさん:
行政の改善すべき点について(縦割り110番で)ご要望をいただいてますので、どういったところを変えたら問題解決できるかなというのを考えながら、各省庁と相談して調整していくという業務ですね。


チームには地方から参加したメンバーも。
福岡、愛知、三重、群馬など7つの自治体から選りすぐりの職員が参集している。

――具体的な担当案件は…

尾崎亜耶さん:
ちょっとすみません…

高木みなみさん:
内緒なんですよ、すみません。

縦割り110番を通じて寄せられた要望は、各省庁と調整中のため秘密とのことだ。

高木みなみさん:
一つ一つ意見ものすごく読み応えのある意見をいただいてますので、追いついてないというのが正直なところなんですけど、頑張ってさばいているという感じですね。

「霞が関ホワイト化」の気遣いも…

河野規制改革相には、こんな心配も…

河野規制改革相:
ブラックはなくなってきた?多少は?早く帰れるようになってきた?
(一同笑)
最初はちょっとブラックになってしまったらしくて、霞が関をホワイト化しようと言っている足元が真っ黒だと……
ここにいる人たち中心で国と地方、両方とも規制改革をしっかりできるように後押ししてもらいたいと思います。

「イット!」10月16日放送