今年も残すところひと月あまり。
年末の贈答品を何にするか悩んでいらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
そこで、そんな年末の贈答品にぴったりの干し柿の話題をお伝えします。
安芸太田町の寺領地区では、「祇園坊柿(ぎおんぼうがき)」の収穫作業に追われています。
僧侶の頭の形に似ていることから名付けられたこの柿は、他の柿よりも大きく、種がほとんどないのが特徴です。
今年は実も大きく、例年の8トンを超える10トン以上の収穫を見込んでいます。
収穫された柿は、一つ一つ丁寧に皮を剥いた後、紐でまとめて2週間から3週間ほど乾燥させると糖度のあるおいしい干し柿になります。
【あきおおた元気村 佐々木 司 さん】
「例年より甘くサイズも大きく、皆さんに美味しく食べていただけたらなと思っています」
干し柿づくりは来年1月中旬ごろまで行われ、広島をはじめ関西方面などに出荷されるということです。