宍道湖産のヤマトシジミが、農林水産省の定める地域ならではの農林水産物や食品のブランドを守る「地理的表示・GI保護制度」に新たに登録されました。
農林水産省の「地理的表示・GI保護制度」に加わった宍道湖産のヤマトシジミは生産地を島根県、名称を「宍道湖産ヤマトシジミ・宍道湖しじみ」として11月17日付けで新規登録されました。
GI保護制度は、その地域ならではの自然や歴史、環境の中で育まれてきた農林水産物や食品のブランドを守る国の制度で、登録により今後、他の産地との差別化や模造品の流通防止などにつながると期待されます。
宍道湖漁協は、この登録を契機に資源保護や品質管理を一層徹底し、ブランド力向上に取り組んでいきたいとしています。
尚、農水省のGI指定は島根県内では「東出雲のまる畑ほし柿」などに次いで4件目、山陰両県では合わせて9件となりました。