大町市街地（長野県）で11月19日朝、クマが道路を横切る様子を視聴者の車のドライブレコーダーが捉えました。市内では、他にも目撃情報がありましたが、発見には至らず、市などが注意を呼びかけています。
車の前方で道路を横断する黒い動物。クマです。
19日朝7時半ごろ、大町市常盤の県道で視聴者の車のドライブレコーダーが捉えた映像です。
市内では19日朝、クマの目撃が相次ぎました。
（記者リポート）
「クマが目撃された神社付近では、クマのものとみられる足跡も残されています」
おがくずに残るクマの足跡。8時前には、ドライブレコーダーの場所から西に900メートルほどの神社の近くでも、クマの目撃がありました。
目撃者:
「こっちの右手から左に走って逃げて行った。130cmくらい、成獣だと思います。あまりこういう所の街場というか住宅街に出ることはない。びっくりします。子どもが通学する時間なので」
周辺では、同じ時間帯に複数の目撃情報が寄せられ、市の職員や警察がパトロールを行いましたが、クマは見つからなかったということです。
住民などへの被害は確認されていません。
大町市では、11月もクマの目撃が相次いでいて、市や警察は、住民に注意を呼びかけています。
