性別を問わず活躍できる職場について考えるきっかけにしてもらおうと、ひなたの「とも活」推進大会が宮崎市で開かれました。
この大会は、「みやざき女性の活躍推進会議」の設立10周年を記念して、県などが開いたもので、企業の関係者など約220人が参加しました。
会では、テレビ宮崎の榎木田朱美社長が講演。
自身のキャリアを振り返りながら、社内で産休・育休の第1号となったことや、女性管理職として道を切り開いてきたことなどを紹介しました。
そのうえで、女性が活躍するには、職場の不公平感を無くすこと、女性リーダーを孤立させないことなどが重要で、女性の活躍があってこそ企業は成長すると話しました。
(テレビ宮崎 榎木田朱美社長)
「本気で少子化対策をしていこうと思うのであれば、女性をただの労働力と見るのではなく、優秀な人材を長く育成していくという本気度で、覚悟を持って育てていけば、社会は絶対に変わっていくと私は思っています」
この後行われたパネルディスカッションでは、県内の女性活躍の現状やこれからの方向性について議論が交わされました。