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プレスリリース配信元:学校法人東京女子医科大学

国内初「左房脱血式LVAD」手術成功【会見申込受付中・〆切11/25(火)】

     学校法人東京女子医科大学
                                   東京女子医科大学病院
                           https://www.twmu.ac.jp/info-twmu/
東京女子医科大学病院(東京都新宿区/病院長 西村勝治)は、重症心不全患者において救命の可能性を広げる植込型左室補助人工心臓(以下:LVAD)の最新治療実績に関する報告会を開催いたします。 
東京女子医科大学病院は、心臓移植実施施設として、また附属日本心臓⾎圧研究所(心研)の歴史に始まる豊富な心疾患治療実績を背景に、重症心不全治療に取り組んでまいりました。その中で、これまで治療が困難とされてきた特定の重症心不全患者さんに対して、新たな道を拓くLVAD の革新的な手術実績について報告するため、記者会見を開催することをお知らせいたします。
■克服すべき課題と新たな治療への挑戦
重症心不全患者さんの中でも、左室が小さく拡張障害がある拘束型心筋症、または同様の病態を呈すことがある拡張相肥大型心筋症の症例においては、従来の左室脱⾎によるLVAD では十分な⾎液を取れず循環維持が難しいという大きな課題がありました。そのため、これらの患者さんはLVAD治療を積極的には行えず、心臓移植到達までを強心薬持続点滴による長期入院で待つしかありませんでした。
この課題を克服するため、当院心臓⾎管外科ではアボットメディカルジャパン製の「HeartMate3 」を用いて、国内で初めて小児と成人の患者さんそれぞれ1名に対し、左房脱⾎によるLVAD 植込み術を実施しました。国内での実施はこの2 例のみであり、いずれの患者さんも術後経過は良好に推移しています。
■会見の目的と内容
本会見は、今まで救命が難しかった重症心不全の患者さんを助けられる可能性が広がったことを受け、当該LVAD を用いた術式の適応や対象疾患について広く社会に情報発信し、新しい治療の選択肢を啓発することを目的とします。
記者会見は、【植込型左室補助人工心臓(LVAD)の最新治療実績報告会】として開催し、重症心不全の患者さんへ新たな希望をもたらすこの治療の将来展望についてご報告いたします。
■日時:2025年11月26日(水) 会見/13:00開始~14:00終了予定  (12:30会場予定)
(※会見開始時刻の10分前までにお越しください)
■会場:弥生記念講堂 地下1階A会議室(東京都新宿区河田町8-1)
■登壇 : 東京女子医科大学病院 心臓⾎管外科 教授 新川 武史
    東京女子医科大学病院 心臓⾎管外科 講師 市原 有起

【申込方法】記者会見へのご出席を希望される場合は、2025年11月25日(火)までに、
貴社名・ご氏名・ご人数・ご連絡先を明記の上、以下連絡先にメール又はFAXにてご返信ください。
お問い合わせ・お申し込み先 ︓東京女子医科大学 広報課 ⾸藤/阿部
E-mail: kouhou.bm@twmu.ac.jp TEL: 03-3353-8112 内線30162 FAX: 03-3353-6793


LVAD装着イメージ
植込型左室補助人工心臓(LVAD)の最新治療報告会画像提供:アボットメディカルジャパン合同会社




アボットメディカルジャパン製の「HeartMate3 」


登壇 東京女子医科大学病院 心臓⾎管外科 教授 新川 武史


登壇 東京女子医科大学病院 心臓⾎管外科 講師 市原 有起


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