IT大手「マイクロソフト」と半導体大手「エヌビディア」は生成AI(人工知能)の開発を進める新興企業「アンソロピック」に、日本円で最大2兆3000億円を投資すると発表しました。
アンソロピックは、「オープンAI」の元開発者らが2021年に設立した新興企業で、対話型AI「クロード」を開発し、すでにアマゾンやグーグルからの出資を受けるなど、『チャットGPT』の競合として存在感を高めています。
18日の発表によりますと、アンソロピックに対し、エヌビディアが最大100億ドル、マイクロソフトが最大50億ドルを投資する一方、アンソロピックはAI開発に使うためのマイクロソフトのクラウド基盤「アジュール」を300億ドル分購入するということです。
マイクロソフトとエヌビディアはオープンAIにも出資していて、クラウドや半導体大手がAI企業に投資する動きが広がっています。