四国遍路を通じた健康増進を目的に大手製薬会社などが行う応援プロジェクトについて、11月19日、善通寺市で発表会が開かれました。
遍路姿でさっそうと登場したのは、俳優のケイン・コスギさんです。四国霊場第75番札所、善通寺市の総本山善通寺で開かれた発表会には、ケインさんのほか、プロジェクトを呼び掛けた大正製薬の関係者など4人が出席しました。
プロジェクトは、四国遍路を通じてシニア世代にウォーキングの習慣を身に着け健康寿命を延ばしてもらおうと企画されました。11月22日から2日間、善通寺など3つの札所で大正製薬の商品を配り、歩く人をサポートします。
19日はケインさんが、ウォーキングの専門家から歩く姿勢や歩幅についてアドバイスを受けたあと、実際に自分にあった歩幅でのウォーキングを体験しました。
(ウォーキング体験)
「始めは(歩幅が)かなり距離があると思ったが慣れてきたら歩きやすい」
(ケイン・コスギさん)
「運動がすごく大事なのでウォーキングから毎日続けることが大切」
(大正製薬 ブランドマネジメント部 服部弘恭副部長)
「高齢者が健康寿命を延ばすことにつながっていけばいいのではないか」
大正製薬がこうしたプロジェクトを行うのは、今回が初めてで、今後は、全国にも広げていければと話しています。