鳥取県米子市の飲食店で集団食中毒が発生したことが分かり、市はこの飲食店を11月18日から4日間の営業停止処分としました。
これまでに合わせて20人が、下痢や腹痛などの症状を訴えているということです。
集団食中毒が発生したのは、米子市茶町の飲食店「和咲美」です。
米子市によりますと、11月14日夜に店を利用した4グループのあわせて20人が、下痢や腹痛、嘔吐、発熱などの症状を訴えたということです。
17日に市内の医療機関から米子保健所に「食中毒が疑われる患者1人を診察した」との連絡あり、保健所が調査に入りました。
その結果、症状を訴えている20人に、この店での食事以外の共通する行動がなかったことから、この店が提供した食事による集団食中毒と判断しました。
この店は調査に協力するため17日から営業を自粛するとともに、市は18日から21日まで4日間の営業停止処分としました。
原因物質は分かっておらず、症状を訴えた20人全員が快方に向かっているということです。