島根県江津市で、市街地の公道をコースにしたカートレースが、2026年秋に開催されることになりました。
水素や電気などクリーンエネルギーで走る車両を使う計画で、江津市が進める「脱炭素」の取り組みもアピールします。

52未来プロジェクト実行委員会・今井久師委員長:
(江津市の)ゼロカーボン宣言にふさわしい「江津A1グランプリ」を開催したい。

江津市で2026年秋に開催される「A1グランプリGOTSU2026」。
市や商工団体などでつくる実行委員会が会見を開き、開催について発表しました。

江津市では5年前、日本国内では初めてとなる市街地の公道を使ってのカートレースが開催され注目されました。

2026年秋のレースでは、前回と同様に江津駅前周辺の公道を使って1周約780メートルのコースを設け、10台余りのカートがタイムを競います。

水素や電気などクリーンエネルギーで走る車両を使う計画で、「公道レース」を通じて市が進める二酸化炭素の排出量実質ゼロをめざす「カーボンニュートラル」の取り組みについても市民の関心を高めるきっかけとして位置づけます。

江津市・中村市長:
クリーンモビリティの可能性、脱炭素社会の魅力を市内外に力強く発信をしていきたい。

また、この日はレースへに関心を高めてもらおうとトークイベントも開かれ、F1中継を担当するフジテレビの堀池亮介アナウンサーと解説者の森脇基泰さんがF1グランプリの歴史やF1で初めて市街地コースでレースが行われたモナコを例にモータースポーツと町づくりについて話しました。

A1グランプリGOTSU2026は、2026年11月に開催されます。

TSKさんいん中央テレビ
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