大阪府の吉村知事は18日の定例記者会見で、高市総理の台湾有事を巡る国会答弁に対し、中国の薛剣(セツ・ケン)駐大阪総領事は SNSにて「汚い首は斬ってやるしかない」と投稿 (※現在は削除)したことについて聞かれ、「謝罪するべきだと思う。中国総領事が主催するイベントやセレモニー・行事には参加しません」と述べました。
■発信は「外交官として非常に不適切。謝罪するべき」
【吉村知事】「薛剣(セツ・ケン)総領事の『X』での発信、『汚い首を切ってやる』という発信は、これは外交官として、非常に不適切だと思います。
この点について謝罪するべきだと私は思います。
この謝罪も、今もない中で、中国の総領事・薛剣総領事が主催する行事やイベントに僕は大阪府知事として出席はしません」
(Q.出席する予定があったけれども出席を取りやめたものはある?)
【吉村知事】「現時点で出席する予定の、僕自身が出席する予定のものっていうのはありませんが、今後出てきたとしても、やはり発言というのは不適切だと思うし、でも謝罪もないという状態で、僕は政治家として知事として、この中国の総領事が主催するイベントやセレモニー・行事には参加しません」
■駐大阪総領事「汚い首は斬ってやるしかない」高市総理の答弁翌日に発信
今月7日、高市総理が国会で、台湾有事について 「戦艦を使って武力行使を伴うのであれば、存立危機事態になり得る」と答弁しました。
翌日、中国の薛剣(セツ・ケン)駐大阪総領事は SNSにて「汚い首は斬ってやるしかない」と投稿しました。 (※現在は削除)