聖和学園高校男子サッカー部で、今年、複数の部員が飲酒や喫煙をしていた問題で、去年も複数の部員が、飲酒や喫煙をしていたことが新たに分かりました。
この問題は、夏休み期間中の今年7月から8月にかけて、聖和学園高校の複数の男子サッカー部員が、飲酒や喫煙をしていたものです。
学校側は夏休み明けに事案を把握し、個別に指導。飲酒などをした一部の部員は退部や休部、転校をしていました。
その後の聖和学園高校などへの取材で、去年の夏ごろにも、男子サッカー部の複数の部員が飲酒や喫煙をしていたことが新たに分かりました。
学校側は男子サッカー部で同様の問題が2年連続で発生したことについて「常態化していたわけではない」としたうえで、「部内での指導は監督やコーチなどが適切に行っていた」としています。
聖和学園は、11月2日に行われた全国高校サッカー選手権の県大会決勝で、仙台育英に敗れ準優勝。優勝した仙台育英は、部内で「構造的いじめ」があったとして、全国大会出場を辞退しています。
宮城県代表が未定のまま、11月17日、全国大会の組み合わせ抽選会が行われ、今後の対応については協議が続けられています。