【速報】仙台の新音楽ホール建設「548億円」見込み 震災メモリアルの複合施設が国際センター北側に
仙台市が建設を計画している新しい音楽ホールについて、建設工事費が548億円に上る見通しが示された。開館時期は2031年度を目標とする。市が18日に公表した。
発表された基本設計中間案によると、音楽ホールと震災メモリアル拠点を一体化した複合施設は、地上4階・地下2階構造で、延べ床面積は2万7400平方メートル。年間来場者数は約54万人、経済波及効果は約47億円と試算している。
工事費の548億円は、今後の物価上昇分や外構工事費、土壌汚染対策費などを含まない額で、今後さらに膨らむ可能性がある。市は今年度末までに基本設計の取りまとめを目指す。
市は12月14日、日立システムズホール仙台で市民説明会を開くとしている。