15日に開幕した、耳が聞こえない・聞こえにくい人のためのオリンピック「デフリンピック」。
バレーボールでは、2大会ぶりの金メダルを狙う女子日本代表がイタリアと対戦し、双子の梅本姉妹が躍動しました。
試合前の練習で、選手たちは手話でコミュニケーションをとっていました。
チームを引っ張るのは、双子の梅本姉妹。
姉でキャプテンの綾也華選手と妹の沙也華選手です。
日本は金メダリストとして臨んだ2022年の前回大会、選手団に新型コロナ陽性者が出たため、途中棄権しました。
2大会ぶりの金メダルへ、梅本姉妹が魅せました。
妹の沙也華選手が上げたトスを姉の綾也華選手がスパイク。
“双子のホットライン”から最後はクロスへと打ち抜き、日本に流れを引き寄せました。
さらに今度は妹の沙也華選手が強烈なアタック。
第1セットこそ落とした日本ですが、その後は3セットを連取し、初戦を逆転勝利で飾りました。
双子姉妹の姉・梅本綾也華主将:
たくさんの応援が本当に力になります。皆さんの応援を自分たちの力に変えて、日本らしいプレーができるよう、また皆さんに“恩返し”ができるように頑張ります。