ネクスコ西日本は香川県内にある高松自動車道のインターチェンジ3カ所を重点対策箇所に指定し、ドライバーの「逆走」への対策を行う計画を発表しました。

高松道の坂出ICでは進行方向を誤り、本来の進行方向に戻るため、ランプ上でUターンしたケース(81歳女性)が1件、ETCエラーで、本線に進入できないと考え、料金所通過後にUターンしたケースが2件(77歳男性・72歳男性)ありました。

錯視効果がある路面標示などを行う計画です。

◆バスレーンに誤って進入したため故意に逆走したケースも…

高松道の引田ICでは流出ランプに進入したものの、料金所が見つからず、ランプ上でUターンし、逆走したケース(82歳男性)が1件、バスレーンに誤って進入したため、ランプを故意に逆走したケースが2件(71歳男性・79歳男性)ありました。

カラーの路面標示や、錯視効果がある路面標示などを行う計画です。

◆高速道出口を入口と誤って認識したケースも…

高松道のさぬき豊中ICでは高速道の出口と入口を間違え、誤って出口側に進入したケース(21歳女性)が1件、逆走の認識なく、料金所から反対車線に入ったケース(86歳男性)が1件ありました。

錯視効果がある路面標示や、逆走を物理的に警告する「路上埋め込み型ブレード」の設置などを計画しています。

◆四国4県の重点対策箇所は

重点対策箇所は四国4県で16カ所あります。

岡山放送
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