震災前のようなサクラの景色を取り戻そうと、岩手県陸前高田市で展開されているプロジェクトについて、その活動を支援する自動販売機が市内の道の駅に設置されました。
春には美しいサクラが咲いた震災前の陸前高田市の街並みを取り戻そうと、市内の企業などでつくる「さくらの杜プロジェクト協議会」では、2024年から植樹活動を展開しています。
飲料メーカーのみちのくコカ・コーラボトリングでは、その植樹活動の支援を目的とした自動販売機を「道の駅高田松原」に設置しました。
この自動販売機には、3000本以上のサクラで市内各地がにぎわう様子をイメージした図が描かれていて、売り上げの一部が植樹活動に役立てられます。
さくらの杜プロジェクト 陸前高田協議会 熊谷正文会長
「自動販売機が多くの方の目に留まることによって、我々の活動を知っていただく機会になる」
みちのくコカ・コーラボトリング 工藤貴功岩手営業部長
「デザインが素晴らしい。実際このようになっていただければと、楽しみ」
みちのくコカ・コーラボトリングでは、活動を支援する自動販売機を市内にさらに10台ほど設置する予定です。