沖縄気象台は、13日夜遅くから本島地方に線状降水帯が発生して、大雨災害の危険度が急激に高まるおそれがあると発表しました。
土砂災害に厳重に警戒するとともに、低い土地の浸水や、河川の増水・氾濫に警戒して下さい。

低気圧や前線に吹き込む温かく湿った空気の影響で、沖縄地方では14日にかけて大気の状態が非常に不安定になっています。

沖縄気象台は、今夜遅くから14日未明にかけて線状降水帯が発生して、大雨災害が発生する危険度が急激に高まる恐れがあると発表しました。

沖縄地方で14日午後6時までの24時間に予想される雨の量は200ミリで、線状降水帯が発生した場合は、局地的にさらに雨量が増えるおそれがあります。

これまでに降り続いた雨の影響で、国頭村奥の林道では12日、土砂崩れが発生しました。

高良琉海子記者:
こちらの林道は土砂崩れの影響で道が完全に塞がっています

この土砂崩れによるけが人はいません。

12日夕方から今朝にかけて一時通行止めとなった国道58号線の宜名真から与那のおよそ10キロの区間は、今後の雨の状況によってふたたび規制する可能性があります。

沖縄気象台は土砂災害に厳重に警戒するとともに、低い土地の浸水や河川の増水・氾濫に警戒を呼びかけています。

ところで、台風26号は13日に温帯低気圧に変わりましたが、気圧の傾きの程度によっては、先島諸島と本島地方では暴風となるおそれがあります。

14日にかけて、沖縄地方の沿岸の海域ではうねりを伴う高波に警戒して下さい。

また、本島地方では14日にかけて落雷や竜巻などの激しい突風に十分注意してください。

沖縄テレビ
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