2022年に安倍元総理を銃撃し、殺害した罪などに問われている山上徹也被告(45)の裁判で、7日目のきょう=13日、山上被告の母親の証人尋問が始まりました。
傍聴席からはついたてで遮られた状態で母親の様子はうかがえません。
母親は弁護側の質問で、献金について「5000万円していいことは?」と聞かれ、「私にはわからなかった」と答えました。
また献金の元手は?と聞かれ、「夫の生命保険金」で「6000万円」あったことも明かしたほか、高額な壺や絵画を購入したと証言しました。
■献金5000万円でいいことは?「私にはわからなかった」
<山上被告の母親の証人尋問より ※質問は全て弁護側>
(Q.5000万円の元手の金は?)
【山上被告の母】「夫の生命保険金です」
(Q.生命保険金はいくらだったのか?)
【山上被告の母】「6000万円」
(Q.そのうち5000万円を献金したのか?)
【山上被告の母】「はい」
(Q.5000万円寄付していいことは?)
【山上被告の母】「私にはわからなかったが、そういう目で見ていた人もいるかもしれない」
(Q.何かもらえたりする?)
【山上被告の母】「その時は何ももらえなかった」
■購入したのは「壺・絵画」「絵は100万…70万かも。(壺は)多分70万円くらいかと」
(Q.盾やメダル、壺などを買った?)
【山上被告の母】「壺は買った。あと絵画、絵です」
(Q.いくらくらいだったか?)
【山上被告の母】「絵は100万くらいだったかと思う。70万円かもしれない。ちょっと覚えていない」
(Q.壺はいくら?)
【山上被告の母】「多分70万円くらいかと」
(Q.5000万円とは別にということ?)
【山上被告の母】「そうです」