来年1月の立山町長選挙は16年ぶりの選挙戦となる可能性が高まっています。
富山県警察学校長を務めていた渡辺正信さんが13日出馬を表明しました。

*立山町長選への出馬を表明 渡辺正信さん
「私は政治家ではない。派閥もしがらみもない。あるのは、町を良くしたいという一心と行動で示す覚悟。新しい風が吹いた(と感じられる)立山町をつくりたい」

立山町長選への立候補を表明したのは、渡辺正信さんです。
渡辺さんは立山町出身で現在60歳。1988年に県警に採用され、魚津署長、滑川署長などを歴任。今月7日に県警を退職するまで警察学校長を務めていました。

渡辺さんは地域経済の再生や子育て・教育環境の充実のほか、危機管理の現場に携わってきた経験を生かし、「災害に強い・命を守る町」の実現を目指すと話しました。

一方、現職の舟橋貴之町長は12日にBBTの取材に対し、「富山地方鉄道・立山線の存続次第で進退を判断したい」と述べました。

*立山町 舟橋貴之町長
「地鉄のタイムリミットが当初11月末と言っていた。11月末までに(立山線の)方向性を明らかにして、そのうえで然るべく人に相談して判断したい」

任期満了に伴う立山町長選挙は、来年1月20日告示、25日投開票で、選挙戦になれば16年ぶりです。
(富山テレビ放送)
