13日、クマの相次ぐ出没により立ち入り規制が続いていた秋田市中心部の千秋公園が19日ぶりに開放されました。
菅原咲子アナウンサー:
「時刻は正午になりました。千秋公園の入り口に設置されたバリケードが撤去されていきます。市民の憩いの場がようやく利用できるようになりました」
千秋公園の園内や周辺ではクマの目撃情報が相次ぎ、秋田市は10月26日から立ち入りを規制し、クマ2頭が捕獲・駆除されました。
市は11月4日に一時規制を解除したものの、クマの目撃情報が寄せられ、再び立ち入りが規制されました。
その後、千秋公園内でのクマの目撃情報はなく、市がカメラやドローンで園内の監視を続けたもののクマの姿が確認されなかったことなどから、13日、規制解除に至りました。
一時的な解除を含めると19日ぶりの開放です。
千秋公園では早速、市民や観光客の姿が見られました。
市民:
「規制解除になったから大丈夫だと言われたので、こっちを通るかと思って来た。千秋公園にクマが出てびっくりして買い物もできない。クマのために紅葉も見られなくなった」
埼玉からの観光客:
「駅前の案内所できょうは大丈夫と聞いて来た。市街地までクマが出てくるので、国を挙げて対策を取らないといけないと思う」
なお、園内にある佐竹史料館や隣接する秋田市文化創造館も13日から再開しました。