2025年に収穫された酒米で仕上げた日本酒の初しぼりの神事が11月13日、香川県多度津町の酒造メーカーで行われました。
西野金陵多度津工場で行われた初しぼりの儀には、関係者約40人が出席。杯に注がれた新酒を神前に供え、新酒の完成を祝うとともに、2026年4月まで続く酒づくりの安全を祈願しました。
この秋収穫された三豊市産の酒米、「オオセト」を使って作られた新酒。2025年は例年に比べて暑い日が続きましたが、味に影響はほとんどなく、口当たりはなめらかで、新酒らしい深みのあるフルーティーな味わいに仕上がったということです。
(西野金陵 酒井史朗製造課長)
「良い品質になったので非常に安心している。これから人が集まる時期になると思うので、寄り添う形で年末など消費者に飲んでもらえたら」
西野金陵の初しぼりの新酒は、11月23日から約3万本販売されます。