プロ野球の発展に最も貢献した球界関係者に贈られる2025年度の「正力松太郎賞」に、5年ぶりの日本一となった福岡ソフトバンクホークスの小久保裕紀監督が選ばれました。

小久保監督は球団を通じて「チームを代表して、すべての関係者、そしてファンの皆さまに心から感謝申し上げます」とコメントを発表しました。

正力松太郎賞は巨人軍を創立し球界をけん引した正力松太郎氏を記念して1977年に制定されました。

その年のプロ野球の発展に最も貢献した球界関係者に贈られ、初代の受賞者は当時巨人軍だった王貞治選手、2024年度は横浜DeNAベイスターズの三浦大輔監督と特別賞としてメジャーリーグ「ロサンゼルス・ドジャース」の大谷翔平選手に贈られました。

今年度はパ・リーグで優勝し、日本シリーズでは阪神タイガースを破って5年ぶりの日本一を決めたホークスの小久保監督が受賞しました。

小久保監督のコメントは以下の通りです。

◇  ◇  ◇

このたびは、名誉ある正力松太郎賞を受賞させていただくことを大変光栄に思います。

チームを代表して、すべての関係者、そしてファンの皆さまに心から感謝申し上げます。今年こそは頂上まで登りきる、という思いでシーズンに入り、選手たちはそれぞれの役割を理解し、最後まで勝利を信じて戦い抜いてくれました。

その姿勢こそが、今回の受賞につながった最大の要因だと思っております。

今年のチームスローガンに掲げた「PS(ピース)!」まさにProfessional Spiritで全員がピースとなってくれました。

監督として、そんなたくましい姿を見せてくれた選手たちを率いることができたことを誇りに思います。

また、コーチ・スタッフ・フロントの献身的なサポート、そして常に温かく、時に厳しく見守ってくださったファンの声援が、チームの力になりました。

この賞は、福岡ソフトバンクホークスという組織全体の努力の結晶です。

これからも福岡の皆さま、そして全国のホークスファンに誇りに思っていただけるチームづくりを続けて参ります。

本当にありがとうございました。

テレビ西日本
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