10月からオフィスカジュアルを導入した福岡県警で「県民に信頼される服装」を学ぶセミナーが開かれました。
福岡県警本部で行われたセミナーには約400人の警察職員が参加しました。
◆福岡県警 警務課 岩見祐介 課長
「我々職員の服装等は県民の方々から見て、信頼感や清潔感が感じられる服装など、TPOに合わせた服装が必要」
テーマは「県民に信頼感を与える服装」。
県警では10月から働きやすい職場づくりの一環としてオフィスカジュアルを導入しましたが、一方で「服装が県民に不信感を与えないか」という懸念もありました。
そこで13日、ビジネスウェア大手「フタタ」の従業員が講師として登壇し、実際に現役警察官をコーディネートしました。
◆フタタの講師
「ズボンの裾の長さをすっきりとるというのがポイント。長く取り過ぎると野暮ったく見えます」
色を3色以内に抑えるなど、動きやすさと清潔感のバランスを取るポイントが紹介されました。
◆福岡県警 警務課 平田恵三 統括管理官
「オフィスカジュアルを導入したらいい意味で肩の力が抜けて、上司・部下でもフランクな話ができる雰囲気が出てきたので、本当に生産性も上がるなと実感しています。県民に不快な気持ちを与えない服装をしながら、いい職場を作っていきたいと思います」