福岡市・天神の「ワン・フクオカ・ビルディング」(通称「ワンビル」)に入る「ONE FUKUOKA HOTEL」(ワン フクオカ ホテル)が旅行業界のアカデミー賞とされる国際的なホテルアワードの部門1つで世界最優秀賞を受賞しました。
運営する西鉄によりますと、ワン フクオカ ホテルは国際的なホテルアワード「World Luxury Hotel Awards」のうち芸術的なデザイン性や個性的なコンセプトを重視したホテルに贈られる「Luxury Art Boutique Hotel部門」で、世界最優秀賞にあたるGrobal Winnerに選ばれました。
ホテルの客室や廊下、ラウンジなど随所にアート作品を展示する「アートとホテルステイ体験の融合」や「洗練されたホスピタリティ」などが高く評価され受賞に至ったということです。
館内にある約80点の絵画や立体作品を制作した現代美術家の舘鼻則孝氏は「私の作品が、ホテルステイ体験の一部として評価されたことをうれしく感じています」とコメントを寄せました。
「World Luxury Hotel Awards」は2006年に設立され、世界150の国や地域にある800以上のホテルブランドが参加し、主に客や旅行業界関係者、専門家による一般投票で審査が行われます。
ワンフクオカホテルは他にも2部門で受賞していて、西鉄は「今回の受賞を機に、さらなるホスピタリティの向上を目指してまいります」としています。
※写真はすべて(C)NORITAKA TATEHANA K.K., Photo by GION