飲食店を共同経営していた男性を殺害した罪などに問われている会社役員の男の裁判員裁判で、検察は懲役18年を求刑しました。
静岡県静岡市葵区の会社役員の男(32)は2024年6月、マンションの敷地内で男性(当時30)を刃物で殺害し、切断した遺体を藤枝市内の山に埋めた罪などに問われています。
11月12日の裁判で検察側は「強固な殺意に基づき悪質。犯行を隠ぺいするために常軌を逸した損壊・遺棄などの犯行を重ねた」などと指摘し、懲役18年を求刑しました。
一方、弁護側は「男性から理不尽に暴力を受け、心身を極限まで追い詰められていた。突発的な犯行だった」などと反論し、懲役8年以下が相当だと主張しました。
判決は14日に言い渡されます。