災害現場での活動に役立ててほしいと、福山市の公益財団法人が広島県警に「オフロードバイク」を贈りました。
赤いデザインが目を引くオフロードバイク。
土砂崩れなどで車が通れないような災害現場で機動力を発揮し、被災状況の確認を素早く行うことができます。
このオフロードバイクを県警に贈ったのは、子どもの教育支援などの活動をしている、福山市の公益財団法人「渋谷育英会」です。
渋谷育英会では、2014年8月に広島市で起きた土砂災害をうけ、災害時の人命救助の役に立つことができればと、翌年の2015年からオフロードバイクの寄贈を行っています。
【渋谷育英会・小丸成洋理事長】
「あってはならない災害に際して、いかに早く現場に行けて救助ができるかという、そういった思いを込めて、これからもこういったものを使ってもらえればと考えております」
贈られたオフロードバイクは、災害現場での活動のほかにも、隊員の運転技術の向上に活用されるということです。